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フッ素って何??

お母さん
宣伝で「むし歯予防にはフッ素含有の歯磨き粉」と見ますが、フッ素って何ですか??
パパ先生
むし歯予防=フッ素ってイメージが強いですよね??今回はフッ素について説明しますね

フッ素ってどんなもの??

 実は身近に沢山あるもので、特に土、水の中に多く含まれています。
当然、土、水に含まれていると海産物や農作物にも様々な濃度のフッ素が含まれており、毎日の食生活の中でフッ素を取り込んでいます。

参考サイト:熊本県歯科医師会 フッ素て何? (単位ppm)(現在は非公開です)

何でむし歯予防でフッ素が必要なの??

宣伝でも
「むし歯予防はフッ素が重要です!」ってよく宣伝していますよね??

フッ素には様々な作用がありますが、大きくわけて次の3点の効果があります。
1,歯を強くする
2,再石灰化を促進する
3,むし歯菌を抑制する

様々な効果が期待されます。

特にむし歯になりかけの歯(初期むし歯)にはフッ素の効果が重要です。
下のサイトを参考にしてください↓

歯の再石灰化とは?

フッ素は体に悪い影響はないの?

どんな薬も使用方法を間違えれば毒になります。しかし、正しい使い方をすれば効果的ですよね??

実際、フッ素については様々な問題点が指摘されています。
癌、骨の病気、ADHDなど…

様々な議論がありますが、決定的な証拠はあまりありません。
フッ素はどこにでもある物です、当然、食事するだけで取り込まれますし、気にするなら満足に生活すらできません。

また、アメリカでは水道水の中にフッ素を添加して、むし歯予防をしています。
あれだけ訴訟大国のアメリカでやっているだけに、人体の影響はないような気がします…

色々な考え方があるので、お母さん自身で考えて使用してくださいね!

最大限にフッ素の効果を得るには??

むし歯予防に必要なフッ素を得るには2つの方法があります。

1,歯医者さんでフッ素塗布してもらう
2,毎日の歯磨き粉を使用してもらう

歯医者さんで行うフッ化物塗布は、高濃度(9000ppm)の医薬品を使い、歯に塗ることで歯の成分と反応してフッ化カルシウムを生成します。フッ化カルシウムは、むし歯菌の産生した酸や食事の影響によりお口の中が酸性になると、少しずつ溶け出してフッ化物として作用します。3ヶ月に1度歯医者さんで塗ると効果を発揮します。

お家で使う歯磨き粉についてはフッ化物がそのまま口腔内の粘膜や 歯垢などに吸着して,エナメル質に直接作用します。よって、毎日頻回の使用が求められます。

難しい説明でわかりにくいですよね…

簡単にまとめると
・歯医者さんでのフッ素は3ヶ月に1回
・お家でのフッ素(歯磨き粉)は毎日、頻回つかうと効果があります。

最近の研究でも正しく歯磨き粉を1日頻回使用することがむし歯予防では一番効果的とされています。

正しい歯磨き粉の使い方については、下のサイトを参考にしてください↓

子供の歯磨き粉の選び方

まとめ

フッ素はむし歯予防には最も効果的な薬です。 正しい使い方が大事ですよ!

午前:10:00 〜 13:30(最終予約 13:00)
午後:15:00 〜 19:00(最終予約 18:30)

午前:9:30 〜 13:00(最終予約 12:30)
午後:14:00 〜 17:30(最終予約 17:00)